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ちびっこ大冒険 パート1

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早いものでもう2月。
ボリビアの学校は今日から新年度が始まる。
学校で手洗い指導等の活動させてもらっている僕にとっても、いよいよ帰国前の最後の学期を迎えることになる。

去年の5月から、僕はエステバン(12歳)という名の近所の子どもの家庭教師みたいなことをしている。
(過去の記事参照: http://taku0805.blog85.fc2.com/?q=%BE%AE%A4%B5%A4%CA%C2%E7%A4%AD%A4%CA%CB%AC%CC%E4%B5%D2)
そのうちに、仲の良い弟エベル(8歳)もすぐ付いて来るようになった。
初めはずっと折り紙を教えていたが、覚えの良い彼らは僕が持ってきた折り紙教本にある形をほぼ全てマスターしてしまったので、最近は英語を楽しく勉強している。
エベルはまだ学校で英語はやっていない年齢だが、それでもお兄ちゃんと一緒に「ABCの歌」を歌えるようになった。
外国人であっても”Profe!(先生!)”と言って慕ってくれる彼らは、僕にとってすごく大切な友人だ。

そんな彼らと、この学校が休みの間を使って小旅行に行ってきた。
目的地は彼らのお父さんの故郷。
任地パタカマヤから山間を2時間程車で走った場所にある村だったが、ここでの滞在は本当に有意義なものだった。
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2年前まで家族揃ってこの村に住み商店をやっていたそうだが、パタカマヤに引っ越してからは一度も帰ったことがないとのこと。
どうりで1泊させてもらった彼らの家は半ば廃屋のようになっていた。
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子どもたちも昔の記憶がよみがえってきたようで、お世辞にも綺麗とは言えない状態のかつての我が家を見ながら、はじめのうちは何となくセンチメンタルな感じになっていたが、すぐに気分を切り替えて、2年前に売ってたお菓子の残りを取り出して食べたり(僕も勧められて食べてみたが、とても食べられた味じゃなかった・・・)、プレゼントした剣玉で遊んだりし始めた。
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土レンガで作った質素な家には似つかわしくなく、この家にはPanasonicのテレビとDAEWOOのDVDプレーヤーがあった。
しかもちゃんと動く!
この日はお昼過ぎまであいにくの雨降りだったので、雨が止むまで弟エベルの大好きな「スチュアート・リトル」を見た。
映画の中で昔留学時代にいたニューヨークの町並みが出てきて、華やかなブラウン管の中と、今自分がいるボリビアの山間の質素な家を比べながら、何だかそのあまりにもアンバランスな状況がおかしかった。
そして、自分がその両方の世界を経験していることが不思議な感じすらして、ニューヨークにいた頃の自分と、今の自分が同じに思えない気さえした。
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「スチュアート・リトル」を見るお父さん。

午後になると雨が止んだので、裏手にある山に行こうということになった。
山に行く前にお父さんが道中に食べるためのスナックを作ってくれた。
トウモロコシをトーストしたものだ。
中庭にある土かまどで火をおこし、黒焦げになった古い鍋の中でトーストする。
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それにしても、アンデスのトウモロコシはカラフルだ・・・
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山の上でパチリ!
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裏山への散歩中には、みんながその土地の植生について色々教えてくれた。
子どもたちも本当によく草花の名前を知っている。
極めつけは石ころだらけの地面から何かの植物の根っこのようなものを掘り出し、それを食べ始めた!
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「ジャガイモみたいでおいしいでしょ?」と言うが、僕には全くその美味しさが分からなかった(苦笑)
いや~たくましい。

この村には商店と言えるようなものもなかったが、お父さんがご近所さんからいただいたものや、その場にあるもので夕飯を作ってくれた。
ジャガイモ、チューニョ(ジャガイモを完全脱水・乾燥させた見た目は石ころみたいな保存食)、トマト、お米のスープ。とても美味しかった!
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このチューニョ、床に置いてあった袋から取り出したから、つまり・・・2年以上経ったもの。
僕が新宿で働いていたときに仕込まれたチューニョか・・・と思うと感慨深い(笑)

夜は電灯のない2階の寝室で、眠りにつく前にお父さんがアコーディオンを弾いて聴かせてくれた。
DVDプレーヤーやらアコーディオンやら、2年も寝かせておくにはもったいない物がたくさん出てくる。
ちなみにこのアコーディオンはお父さんが教会で賛美歌を弾くために、かなりの額をはたいて購入したもの。
暗闇に響く賛美歌のメロディーは、いつもよりも優しく美しく耳の奥に残った。


つづく
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taku0805

Author:taku0805
名前: TAKU
職業: 村落開発普及員
(青年海外協力隊)
出身地: 埼玉県
現在地: ボリビア
目的地: 神様におまかせ

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