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活動の方向性

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パタカマヤ生活第2週目。
3日(月曜)に市役所に行き、僕らの世話役をしてくれている農業技術者、Freddyに会うと、いきなり分厚い資料を渡された。
表紙には、“Plan de Desarrollo Municipal 2007-2011”(市の開発計画 2007-2011)と書かれており、中を見てみるとパタカヤマ市に関するあらゆるデータ(地理、人口、年齢・性別構成、自然環境、農業、インフラ・・・などなど)がぎっしりと記載されている。
約200ページに及ぶ詳細な資料・・・こんな素晴らしい資料が作れるんだと度肝を抜かれた。

Freddy からは「とりあえず、これを読んでみてこの町について理解を深めてくれ」と・・・
協力隊が派遣されると、受け入れ側では「一応」共に活動するカウンターパートや協力隊員のための机や椅子等を準備することになっている。
僕らの場合は、パタカマヤ市役所配属なので市役所にデスクを設けてもらうことになっているのだが、場所が足らないのか準備不足なのか、まだ決まった場所はなく、さらにカウンターパートもはっきりと「この人」という人がいない。
ボランティアコーディネーターのGregorioさんは出張や外回りで不在になることが多く、代わりにFreddy が相手をしてくれているが、彼にも勿論自分の仕事があるわけで付きっきりというわけにはいかない。
これは「待ち」の姿勢でいてはダメだなと早くも気づかされた。

その後、ありがたいことに、SUMA UMA(パタカマヤ市とJICAが共同で行っている農業用灌漑設備建設プロジェクト)の Jhonny さんという農業技術者が時間をつくって市の概要説明をしてくれることになったので、“Plan de Desarrollo Municipal”(以下 PDM)の要点を詳しく説明してくれた。彼は市役所の人ではないが、これからも深く関わっていくことになるカウンターパートの一人だ。

説明の後、Jhonnyさんから「Gregorioから言われたんだが、君たち二人にはそれぞれプロジェクトを企画してもらおうと思っている。とりあえず、今週はこのPDMを読んで、来週月曜にいくつか提案を持ってきてもらえるかな?」

え?早くね?・・・

資料を読んだだけで市の問題点が分かれば、協力隊が入らなくてもとっくに自分たちで問題解決できているはず。さすがに市の実態を見ずして提案もできないので、Jhonny にこちらの考えを伝え、8月は市役所やSUMA UMA の方々に付いていき色々な場所を見て回らせてもらうことにした。
こういうときも、はっきりとこちらの意見・要望を言うことの重要性を実感した。

4日(火曜)の午前中は、「パタカマヤ市教育部長」と面会し、自己紹介を兼ねて、この町が抱える教育上の問題点、そして何か協力隊に対する要望はないかを聞きに行った。
その結果、18日にパタカマヤ市と現地で活動している NGOs(Plan International Altiplano, Save The Children)との間で行われるワークショップに出させてもらい、この町の教育上の現状分析をし、それぞれのプレイヤーが担当する役割を考えることになった。
さらに、10日には教育部長と一緒に市内の教育施設をいくつか一緒に見て回ることになった。
今後の活動のヒントが得られそうで有難い。

午後にはJhonny に付いていき、SUMA UMAのプロジェクトサイトを見学。パタカマヤ市と一口に言っても、国道1号線を離れればそこは日本でも見たことのないような田舎。辺り一面に乾燥した平原が広がり、低木や牧草がちらほら、そして石ころがごろごろとしている。

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プロジェクトサイト周辺に住む住民は「農業をするにも牧畜をするにも、ここでは何よりも水が必要だ」と訴える。現在は水を汲みに行くだけで2時間かけているそうだ・・・
これは、Jhonny (左)が農家の現状をインタビューしている様子↓

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これが建設中の灌漑設備↓
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水が争いの原因となり集落間で人殺しがあるほど、農村部での水の重要性は大きい。
僕自身は農業については無知だが、Jhonnyさんからは「このような争いを鎮めるためにも、それぞれが比較的孤立している農村部の人々の交流、そしてSUMA UMAに対する理解を深めるために村落隊員ができることがあると思う」と意見をいただいた。


それにしても、この話のテンポの速さは協力隊への期待の高さから来ているのだろうか。JICAが専門家を送りこの地でプロジェクトを行っていることも期待の背後にあるだろう・・・
う~ん、少しプレッシャーに感じる。
でも、せっかく与えられた2年間、自分にできることを精一杯やろう!


自戒の意味を込めて:
活動の見栄えや自分のやりがいよりも何よりも、現地の人々のニーズを。
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Author:taku0805
名前: TAKU
職業: 村落開発普及員
(青年海外協力隊)
出身地: 埼玉県
現在地: ボリビア
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