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ある日の独り言


出国のスタンプをもらった君が手を振る
ほんの15m先の距離がとても遠い
次の一瞬、君の姿はもう見えない
さぁ、おうちへ帰る時間だ


寂しかったから泣いた
でもそれだけじゃない
目の前で待つ出発ゲートと友を前に
肩を震わせ泣く君の姿がたくさん語ってた

「上を向いて歩こう・・・」
あのフレーズが耳の奥で聞こえる
わかっちゃいるけど、ちょっと下を向いちゃだめかな
たまにはそんなときもあっていいでしょ

このときが必ず来ることは分かってて
何度も想像の映像が頭の中をよぎった
今その映像が目に映る景色とクロス
やっぱり、おうちには帰んなきゃね


空を見上げると太陽は西へと傾く
今頃夕日に染まる湖を見ている頃かな
どこまでも広がる大地が車窓を流れる
知らぬ間に緑の絨毯を敷き、夏を楽しんでるよ


久しぶりにおうちに帰る
ここを去る前となんも変わっちゃいない
「日出ずる国」からの使者が僕一人になったこと
変わったことといえばそれくらい

いや、変わったのはそれだけじゃなかった
近所のおばさんちが犬を飼い始めたのと
寂しいのは僕だけじゃないってこと
おばさんの目にも涙が浮かぶ


空を見上げると目の前には暗い天井
今頃南の大陸から北の大陸へと向かう頃かな
夜は更けて携帯には友からのメッセージ
みんなに寂しがられる君は幸せもんだよ


たくさんの人たちが同じような夜を経てきた
また会えるって分かってる
昔の人に聞かれたら笑われちゃうくらいの時間
でも寂しさは会えない時間の長さだけじゃ決まらないでしょ

今日はこの国のボスがやってきた
僕がこの町に来てからこれで二回目
カメラ小僧のように一目散に見に行かなかったのは
それが二回目だからってわけじゃないよ


空を見上げると二晩目の夜空はどんより曇る
今頃広い海の上をおうちの方に飛んでる頃かな
今晩は満天の星空を見上げたかったのに
雨季の空にそんな注文するのはわがままだね


せめて向こう側の空は晴れていますように
君が去る日に見た青空のように
「さようなら」と「おかえりなさい」の日には
できればすっきり晴れた空がいいよね

こんな文を君が見たら恥ずかしがって笑うでしょ
明日の僕も恥ずかしくなって笑うかも
でも書いてもいいでしょ
忘れたくない独り言だってあるんだし


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プロフィール

taku0805

Author:taku0805
名前: TAKU
職業: 村落開発普及員
(青年海外協力隊)
出身地: 埼玉県
現在地: ボリビア
目的地: 神様におまかせ

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