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ないものねだり

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2010年度もあっという間に3ヶ月が過ぎました。
日本ではもうすぐ桜が咲き乱れ、新年度の始まりと共に多くの人にとっては「変化」を経験する頃ですね。
ボリビアは日本のようにはっきりした四季の区別はありませんが、秋に入ったので、朝晩は以前に比べ冷え込んできました。

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一年前の4月8日に駒ヶ根訓練所に入所しました。
毎晩、3年日記を読みながら慌しかった去年の今頃を思い出しています。
何も今に始まったことではないですが、最近特に日本での生活が恋しくなることが多いです。
平日も週末も・・・今思えば「暇だぁ~~」って言える日なんて一日もなかった気がします。

当時はそれがいやでした。
近所のスーパー銭湯に行き、ただぼ~っとする一時間がどれだけ大切だったことか。
昼休みに窮屈なオフィスを出たとき、客先に出向いたとき、展示会の手伝いに駆り出されたとき・・・町をブラブラと歩く人たちやカフェで談笑している人たちを横目にどれだけ羨ましく思ったことか。
「休みたい・・・」
このフレーズが頭の中を巡ったことは数知れず。
そして、きっと今日本で働き、生活している、このブログをご覧になっている皆さんも同じように(そして、きっと僕以上に)感じることは少なくないのではと思います。

ちょうど去年の3月、訓練所入所前に参加した「技術補完研修」で、ボリビアから帰国して間もない女性隊員の方が言っていました。「今はとにかくバリバリ働きたいです!」と。
「え?まじっすか?」
会社を辞めてから数日しか経っていなかった僕には、正直理解できませんでした。
先日、その方が派遣されていた任地を訪れる機会があり、そのことをふと思い出しました。

現在の僕。
何だか、その隊員OGの方の気持ちが分かるような気がします。
自分で何か行動を起こさない限り何も起こらない。
でも、仮に何もしなくとも、それはそれで無事一日が終わってしまう。
日本であれだけ欲しいと思っていた「自由な時間」を手にした今、代わりに何かを失ってしまったような、満ち足りない気持ちを覚えるのはなぜだろうか・・・
日本にいたときは考えもしませんでしたが、予定、課題、人といった自分を「拘束」するもの(良い意味でも悪い意味でも)の中に、一種の満足感を覚えていたのかもしれないと思います。
自分を縛り付けていたと思っていた鎖に、実は引かれながら歩いていたのかなぁ。

今日はなぜかとても虚しさや無力感で心がいっぱいになりました。
「“国際協力”なんて聞こえはいいけど、自分は何も協力なんてできてないんじゃないか?」
「日本で応援してくれてる人たちは、もしかしたら僕が何か立派なことをしてるって思ってるかもしれないけど、全然そんなんじゃない・・・」
考えても仕方のないようなネガティブな思いを抱くこともあるのが、疑いのないパタカマヤでの日々、現実です。
ブログでは自分で意識していなくても自然とポジティブなことを書くことが多いですが、これは「自分史」の一部でもあるので、いつかの日の自分のためにも今日感じたことをありのまま記します。

ただし、タイトルにも書いたように、この記事を書く前から分かっていました。
詰まる所、僕は「ないものねだり」をしてるだけなんだということに。

「ないものねだり」をしている限り、「あるもの」には気づきません。
きっと弱い僕は、自分の置かれた状況、環境に関わらず、死ぬまでずっと「ないものねだり」をしていく気がします。
でも、気づいてはいるんです。
自分が「ないものねだり」をしているということに。

だから、これからいつもの活動先に行ってきます。
「あるもの」にまた気づくために・・・

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プロフィール

taku0805

Author:taku0805
名前: TAKU
職業: 村落開発普及員
(青年海外協力隊)
出身地: 埼玉県
現在地: ボリビア
目的地: 神様におまかせ

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